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【三鱗賞】最後の一冠は誰の手に?!

熱気がスタンドすらも覆い尽くしている福羽競馬場。三冠馬の誕生から一年。今年の三鱗賞はどんなヒーローが誕生するのか。


まず注目はやはりダービー馬のカノーニである。ダービートラアルの巨大樹賞(S2)、世代の頂点に立った武蔵ダービー(S1)、そして三鱗賞トライアルの生食記念(S3)と現在重賞3連勝中である。世代のトップとして堂々と二冠達成に挑む。

カノーニの二冠を前に立ちふさがるのは良血馬のミユキネザライトである。去年のサンド賞(S2)で重賞を初制覇したミユキネザライトは直行した伊勢記念では2着、武蔵ダービーでは4着、武蔵新聞盃では勝利と重賞では勝利しているがクラシック本番ではあと一歩及ばずと言った状況である。最後の一冠で悲願を目指す。

そして三番人気はアフリカヌスとなった。今年のマウント記念でチピチャパキャットを破るが伊勢記念では最下位に敗れた。しかしその次の武蔵ダービーでは最後追い込んで3着に入った。次走の武蔵新聞盃はミユキネザライトに敗北したがこの三鱗賞では逆襲に燃える。

どの馬も長くても2500mしか経験していないこの戦い。やはり勝負の鍵を握るのはスタミナである。そんなスタミナを多く持っている馬として一頭挙げるならばパープルヘイズである。ウィザーローズ賞を制したパープルヘイズは武蔵ダービーでは最下位に敗れているが力のいる馬場であるときは比較的好走傾向にあるため期待できる一頭であると言える。


以上8頭で行われる最後の一冠【三鱗賞】発走は7/13だ。

筆者:やつ

投稿日時: 2025-07-10 14:27:39